2標本t検定(平均値の差の検定)

新製品の好感度調査における男女間の違いの有無について検討する。

新製品の好感度について、男女各10人に10点満点で評価してもらったところ、次の結果を得ました。
男女間における評価の違いは見られるでしょうか。

表_No.5_2標本t検定_①新製品

出力結果

6 t_test2

検定の結果、有意確率は0.3985となり、有意水準5%において、男女間における評価に違いが見られるとは言えないことがわかりました。

酸性雨の測定結果を比較する。

A市とB市、それぞれ10地点で降雨時の雨水のPH値を測定したところ、次の結果を得ました。
A市とB市で、酸性雨の測定値に違いがあると言えるかどうか検討してみます。

表_2標本t検定_酸性雨の測定結果

出力結果

7 t_test2

検定の結果、有意確率=0.7727となり、有意水準5%において、A市とB市における酸性雨の測定値に違いが見られるとは言えないことがわかりました。

新型スマートフォンの通信速度に対する満足度を男女間で比較する。

最新機種スマートフォンの通信速度について、社会人の男女各100名を対象に、どの程度満足しているかを10段階で評価してもらったところ、男性の平均点は4.93点、女性は5.40点でした。
平均値からは、女性のほうが約0.5ポイント満足度が高いことが読み取れますが、これを統計的に差とみなすか、誤差とみなすか検討してみましょう。

表_2標本t検定 スマートフォン通信速度
【ポイント】
男性のデータと女性のデータは対応がない。
男女各100名ずつなので、計200名が参加していることになる。

データ入力画面

データ入力画面_2標本t検定_通信速度

出力結果

出力結果_2標本t検定_通信速度

有意確率「<0.00001」は、男女の満足度を比較して“差がある”と判断した場合に、その判断が間違えている可能性を示しています。したがって、男性と女性の満足度には違いがあると判断できます。