アンケート調査法入門

講座の概要

・アンケートの目的に合わせた最適なアンケートの設計方法の習得を目指します。

・最適な質問文の作成法、回答尺度の設定方法について習得します。
 一般に、回答尺度には5段階尺度がよく用いられますが、質問文に合わせた最適なその他の尺度の設定方法等について習得します。

*アンケート集計結果について統計的分析方法を学習するには、「実践統計学」を併せて受講されることをお勧め致します。

講師 藏本知子

時間4時間50分

 

価格 24,750円

受講対象

・アンケート調査初心者の方

・マーケティングリサーチ、市場調査担当の方

・調査の基本的な設計方法について学びたい方

・調査結果の集計・分析法手法について習得したい方

受講目標

・調査目的に合わせたアンケートの設計ができる
・分析結果の集計、基本的な分析ができる

講座の内容

Ⅰ. 調査設計と調査票の作成

 1. 一般的な調査の分類
   量的調査、質的調査
   全数調査、標本調査

 2. データの収集方法
   集合調査法、郵送調査法、インターネット調査法、
   電話調査法、構造化調査法、街頭面接法

 3. アンケートの構成と体裁
   表紙(タイトル、挨拶、情報の取り扱い)
   質問項目、デモグラフィック項目(性、年齢…)

 4. 質問の並べ方と配置のルール
   キャリーオーバー効果

 5. 避けるべき質問・注意の必要な質問
   誘導尋問、社会的望ましさバイアス、プライバシー、ダブルバーレル、反応バイアス

 6. ワーディング(言葉遣い)
   簡潔さ、中立性、正確さ、具体性…

 7. 選択回答法
   二項選択法、多項選択法、順位法、恒常和法、
   評定法、SD法

 8. 自由記述法

Ⅱ. データの集計・統計分析

 1. データの整理
   ナンバリング、コーディング、エディティング、
   欠損値、逆転項目の処理

 2. データの可視化
   箱ひげ図、ヒストグラム

 3. 相関分析
   散布図、積率相関係数、擬似相関

 4. 回帰分析
   単回帰分析、重回帰分析、ダミー変数を用いた分析